世田谷祭実行委員会広報部(広報部長:布川大知)は2019年11月19日に中長期広報戦略として十カ年計画を策定した。
本計画では「知名度の向上」「新規来場者の獲得」「広報基盤の強化」を柱として、第100回で現在の1.5倍の来場者獲得を目指す(詳細な来場者人数は非公開)。
十カ年計画の概要は以下の通りである。
知名度の向上
世田谷祭の略称
従来の「世田谷祭」に加えて略称の「セタサイ」を公式の表現として広報に用いる。
「セタサイ」として片仮名で表記することで若者向けのイメージをアピールできること、短い表現で馴染みやすいこと、略称であることから世田谷祭と結びつけやすいことといった利点がある。
公式キャラクター
「地域の方々に親しまれる」「キャンパスや近辺の地域にちなんだデザイン」として募集・投票を行い、第90回世田谷祭にて決定した。
世田谷祭のテーマやロゴは毎年別のものを使用しているが、公式キャラクターは今後継続して使用していく。
このほか、大学に所属する人物・団体に対して使用許諾を与えることで普及を促す。
相互ブランディング
大学や他の学園祭等と連携を深めることで世田谷祭を知る機会を増やす。
新規来場者の獲得
新規広報媒体の開拓
大学祭に興味のある人は多くないからこそ、広報のターゲッティングは重要である。
ターゲットに重点を置いた戦略を立て、来場動機を全面に押し出して優れた広報手段を開拓する。
高校生向け広報
大学生になるイメージをために、課外活動に取り組む側面を知る機会として世田谷祭をアピールする。
広報基盤の強化
年度広報戦略
広報媒体ごとに効果測定を行い、その結果をもとに次年度の広報戦略を立てる。
また、効果測定の手法についても継続して改善を行う。
協賛及び広告
世田谷祭への協力企業に対して、広告等のメリットとなる内容を拡充することで、積極的に協力を得られる関係を目指す。